河川計画 ・設計

流域と一体となった
総合的な
治水対策の
提供と川づくりを
目指します。

河川の整備計画は、従来の「治水」、「利水」と合わせ、「環境」の目的も含め、三者の調和が求められています。 河川の水辺は、
貴重な水と緑の空間として地域社会に潤いを与えるとともに、まちの景観形成や余暇の有効利用など貴重な役割を果たしています。
私たちは、洪水から生命や財産を守り、安全で快適な暮らしを支える川づくりを目指すとともに、
親水性や生態系に配慮した川づくりを行うことにより
潤いとふれあいのある周辺の景観や地域整備と一体となった河川環境の形成を目指しています。

河道計画・設計

洪水から被害を防ぐために、河川流を安全に流下させる河道を計画設計するとともに、自然の河川環境に配慮し、
人と自然のふれあいのある川づくりを行います。

護岸計画設計
河道ののり面を保護するために河川空間の持つポテンシャルに配慮した護岸計画を行います。
  • 被災状況

  • 新設橋完成図

地域の要望を取り入れた河道設計
当該河川は観光都市の市街地内にあり、沿川にある観光名所や上流域の自然散策ゾーンとの連動を目指し、地域住民・観光客の利活用の促進および環境学習の場として利用できるように河道内に散策路、階段工、テラス等の親水設備の設計を実施しています。
  • 河道内散策路

  • テラス

堤防安定解析および対策
築堤内の現況水位の高い堤防(築堤履歴回数:6回)において、堤防強化対策としてドレーン対策を実施した場合の築堤内水位の変動と堤防の安全性について比較検討し、ドレーン工の効果について検証を行っています。
湖岸の浸食防止対策
風化、風浪、航走波および水位変動等の要因により侵食を受けた湖沼内に点在する島岸の浸食対策として、下部護岸工(常時水面下域)と上部護岸工(水位変動域)に区分して護岸工を配置する計画を行っています。なお、上部護岸工内には現地に見合った在来種による植生護岸工法を提案し、緩衝効果を期待した設計を行っています。

治水計画

流域の治水安全度となる高水流量解析を行い、河道の負担流量を軽減するために洪水防御施設等を計画し、
洪水流に対する治水対策を行います。

流域抑制計画

都市化の進展と流域の開発による流出機構の変化に伴う流出増を抑制するために防災調整池、
雨水貯留施設や浸透施設を計画設計し、流出抑制対策を行います。

河川構造物計画・設計

魚道の計画
河川の特性や魚種に応じた「既設魚道の改良」及び「魚道の新設」についての検討を行います。
樋門・樋管及び頭首工計画・設計
地震多発地帯である我国において強い地震動に対し、部材の座屈、破損メカニズムなどの解析から落橋防止装置などの橋梁の耐震補強を行う必要があります。また、大型車両の増加に伴う、床版などの補強設計が必要な橋梁も数多くあり、当社では多くの橋梁補強設計の実績を有していますので、確実に効果が発揮出来る補強を提案いたします。
  • 地盤対策工として深層混合処理工法を採用した柔構造樋門

  • かんがい用水の安定取水を目的とした取水堰(鋼製転倒堰採用)

樋門・樋管の統廃合計画検討
樋門・樋管の老朽化に伴う統廃合、堤防の整備(新堤の整備、既設堤防の拡張等)に伴う統廃合の検討を行います。
河川施設の長寿命化計画策定
北海道の河川管理施設は、1970年から1990年代に集中して整備されましたが、今後一斉に老朽化の時期を迎えるにあたり、その大規模補修や更新等の維持管理費が大きな財政負担となることが予想されていることから、将来費用の縮減を目指した効率的・効果的な維持管理の実現が急務となっています。
弊社では、札幌市近郊にある設置後14年を経過した排水機場の長寿命化計画策定を実施しています。
  • 設置後14年を経過した排水機場

砂防事業

砂防事業は、山地・山麓等から生産される異常な土砂や流木の流れから、尊い人命や財産を守り、
安全かつ生産力豊かな山地・空間を保全・創造するものです。

鋼製透過砂防えん堤、流木捕捉工の配置計画、施設設計

横ビームえん堤
土石流渓流に採用した「横ビームえん堤」の設計 直下に保全対象の多い市街地が広がり、土石流発生時には甚大な被害が懸念される地域において、流水を下流に流し、土石流発生時には確実に土砂を捕捉する「横ビームえん堤」を採用し、設計を行っています。
  • 横ビームえん堤(副堤タイプ)側面

  • 「横ビームえん堤」の完成