構造物設計

安全そして使いやすさの
実現をめざした施設をデザインします。

私たちは日頃、道路は必ず通れるはず、河川は多少の雨でも氾濫しないはずという前提で暮らしています。
この前提は、道路や河川の公共構造物に対しての信頼が基本となっており、その信頼は設計者の技術力に依存しています。
私たちは、安心して使えること、使いやすいこと、周辺環境と調和することを常に念頭に置き、公共構造物の設計を行っております。
また、より安全に、より使いやすく、より美しくを目指し、日頃より技術力向上に努めております。
さらに、公共施設をより長く利用していただくために、点検技術や維持・補修技術に関しても研究開発を行っております。

橋梁計画・設計

安心・安全な構造物の創造を第一に造りやすい構造物、メンテナンスしやすい構造物を念頭に、
より経済的で環境にも配慮した美しい構造物をデザインします。

橋梁詳細設計
河川や山岳地を横過するため道路の一部である橋梁構造物を先端の設計・施工技術に加え、安全性や耐久性、地域環境や経済効果、維持管理も視野に入れた総合的な計画力からデザインします。
  • 被災状況

  • 新設橋完成図

構造物計画・設計
安全・安心は当然のこと、利用者の利便性や快適性にも配慮し、周辺環境にも溶け込むような公共構造物を総合的に創造・提案します。
  • 地下歩道イメージ図

  • 地下歩道完成

橋梁点検・診断

橋梁の長寿命化をめざした「調査、点検、診断、補修」を手掛けており、「橋梁のプロ」として、
今までの橋梁構造物の調査・計画・設計・維持管理等の豊富な一連の経験と知見を生かし、
多様化するニーズに対応した橋梁の効率的・効果的な維持管理を行います。

近接目視点検
メンテナンスサイクルの大事な基礎となる点検を重要視し、橋梁点検車、高所作業車を使用して部材に近接し、的確かつ異常を見抜く目を持つ技術者により点検を行い、損傷図、写真に記録して「見える化」を図ります。
橋梁診断
鋼橋、コンクリート橋の橋梁設計経験者により、既存橋梁の健全度評価や診断を行います。従って、当時の設計基準等に精通し、損傷原因を推定するための熟練したノウハウを持った技術者が劣化の緊急性、進捗度、放置後の予見、予防保全策の提案など「中長期保全計画」のツールを提供します。

構造物補修・補強設計

近年、長い間使用されてきた古い橋を、そのまま安全に使用し続けることが望まれています。
橋の機能を維持・改善あるいは向上させるために、補修・補強が必要であり、当社ではその設計を行っています。
多くの実績から得た補修・補強設計ノウハウを活用し、新しい橋は勿論のこと、長い間使用されてきた既設橋においても、
延命化を図り長期間安全に使用できる技術を提供します。

橋梁補修設計
既設橋梁における「橋梁点検結果」と「長寿命化計画」に基づき、必要に応じて、「疲労」、「塩害」、「ASR」、さらには、北海道特有の「凍害」などに対する損傷状況の詳細な調査を実施し、幅広い知識に裏付けされた技術により適切な補修対策を立案し、橋梁の補修設計を実施します。
  • 補修前

  • 補修後

補強設計
地震多発地帯である我国において強い地震動に対し、部材の座屈、破損メカニズムなどの解析から落橋防止装置などの橋梁の耐震補強を行う必要があります。また、大型車両の増加に伴う、床版などの補強設計が必要な橋梁も数多くあり、当社では多くの橋梁補強設計の実績を有していますので、確実に効果が発揮出来る補強を提案いたします。
  • RC床版補強

  • 落橋防止装置

  • 落橋防止装置設計図

  • モード解析結果